ルポ虐待 大阪二児置き去り死事件 (ちくま新書) [ 杉山春 ]

   

大阪二児置き去り死事件 ちくま新書 杉山春 筑摩書房ルポ ギャクタイ スギヤマ,ハル 発行年月:2013年09月 ページ数:265p サイズ:新書 ISBN:9784480067357 杉山春(スギヤマハル) 1958年生まれ。

雑誌記者を経て、現在、フリーのルポライター。

生活保護家庭で育った青年たちの支援にも携わる。

著書には『ネグレクト』(小学館、小学館ノンフィクション賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) プロローグ(接見室の母親/餓死現場 ほか)/第1章 事件(二〇一〇年二月マンションに響く泣き声/夜の女性たちが暮らす町 ほか)/第2章 父の物語(新旧が継ぎはぎされた町/赴任先はランク最下位の困難校 ほか)/第3章 高校時代(高校での生活/ラグビー部のマネジャーとして ほか)/第4章 離婚(理由のない浮気/子どもを放置して出奔 ほか)/第5章 母なるものとは(大阪ミナミの風俗店に転職/福島のDV被害者の場合 ほか) 二〇一〇年夏、三歳の女児と一歳九カ月の男児の死体が、大阪市内のマンションで発見された。

子どもたちは猛暑の中、服を脱ぎ、重なるようにして死んでいた。

母親は、風俗店のマットヘルス嬢。

子どもを放置して男と遊び回り、その様子をSNSで紹介していた…。

なぜ幼い二人は命を落とさなければならなかったのか。

それは母親一人の罪なのか。

事件の経緯を追いかけ、母親の人生をたどることから、幼児虐待のメカニズムを分析する。

現代の奈落に落ちた母子の悲劇をとおして、女性の貧困を問う渾身のルポルタージュ。

本 人文・思想・社会 教育・福祉 福祉 新書 美容・暮らし・健康・料理

  • 商品価格:928円
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