Fantini Sangiovese Terre Di Chieti Farneseファルネーゼファルネーゼが造る高品質スタンダードサンジョヴェーゼ。
最初の1ヶ月をバリックの新樽で熟成し、ワインに複雑さが出るようにします。
その後、2ヶ月ステンレスタンクで熟成させます。
濃いガーネット、甘く新鮮な赤い果実やブラックオリーブの香り、タップリの果実味とボリュームがあります。
しっかりとした濃厚な果実味と、芳ばしさを感じる樽の風味が絶妙な美味しさです。
750mlサンジョヴェーゼイタリア・アブルッツォテッレ ディ キエーティIGT赤本商品は下記温度帯の商品と同梱可能です。
「常温」「冷蔵便のみ」「冷蔵便・冷凍可」他モールと在庫を共有しているため、在庫更新のタイミングにより、在庫切れの場合やむをえずキャンセルさせていただく場合もございますのでご了承ください。
株式会社稲葉ベストバリューにも選ばれたサンジョヴェーゼアブルッツォならではのふくよかな果実味に驚かされますファンティーニ サンジョヴェーゼ テッレ ディ キエーティ ファルネーゼFantini Sangiovese Terre di Chieti Farnese商品情報辛口評価で知られる『ルカマローニ』で、かつては「ベストバリュー」に選ばれたこともあるファルネーゼのサンジョヴェーゼ。
サンジョヴェーゼといえば、キャンティやブルネッロなどのトスカーナ産が有名ですが、このワインはより南に位置するアブルッツォの気候で育まれた、ふくよかな果実味とボリュームのある飲み応えに驚かされるワインです。
熟成はステンレスタンクと一部をバリック。
甘く新鮮な赤い果実やブラックオリーヴの香り、コストパフォーマンスを高く評価されている通り、この価格帯のワインとはとても思えない満足感があります。
【受賞暦】ルカ マローニで92点(2013)生産者情報ファルネーゼ Farnese■ファルネーゼ家に嫁いだオーストリアの王女マルゲリータのワインへの思いを引き継いで故カミッロ・デ・ユリウス氏がファルネーゼを再興ファルネーゼの歴史は、1582年にファルネーゼの王子と結婚したオーストリアの王女マルゲリータが、この土地でワイン造りに身をささげたことに遡ります。
数百年の間ワイン造りが途絶えていたこのファルネーゼの再建を夢見た創設者のカミッロ・デ・ユリウス氏が現社長のヴァレンティーニ・ショッティ氏とエノロゴのフィリッポ パッカラーロ氏とともに、1990年からワイン造りに着手し、ファルネーゼの名前が復活しました。
ファルネーゼは立ち上げ当初、ワイン評論家のヒュージョンソン氏がエディツィオーネ生産のアドバイスを与えました。
この経緯については、下記2012年3月6日のメーカーズディナーのインタビューで詳しく触れていますのでご覧ください。
故カミッロ・デ・ユリウス氏の尽力でわずか10年ほどの月日でその名を世界に知られるほどになった、イタリアを代表する大生産者です。
■量ではなく質に対して支払うことで、品質の高さと、集約性の高さ、伝統的手法と最新技術の融合を実現。
自家所有畑は合計で150ヘクタール、東西にわたるモーロ側渓谷の北側の斜面に位置しています(つまり南向き)、高度3000メートル、海からは18マイルのところにあるマイエッラ山脈は高品質のワインを生み出すために理想的なミクロクリマを生み出しています。
これに対して、契約畑は450haもあるにも関わらず、ファルネーゼは1軒あたり1〜2ヘクタールの小さな農家と契約しています。
個々の農家が量より質を重視した栽培、短時間の収穫、 収穫から醸造までの時間を24時間以内を可能とするなどの利点があります。
そして、一般的な生産者協同組合がぶどうの量に対してお金を支払うところ、契約畑の面積に対して個々に契約を結び良い金額で支払いをしています。
その結果、農家は、よりよいブドウを作れば高く買い上げてもらえるため、ファルネーゼの細かい指導に意欲的に従いぶどうを栽培するようになりました。
このことはファルネーゼのコストパフォーマンスの高さに大きく貢献しています。
また、伝統的な手法を残しながら、最新の醸造設備をつぎつぎと導入し、突出したコストパフォーマンスに優れたワイン生産に成功したワイナリーです。
創業当初ヒュージョンソン氏のアドバイスを受け、ロバートパーカー氏をもって「貨車で買え」とワインガイドで言わしめたファルネーゼは、「1100万本ものワインを造っている生産者が平均90点以上を獲得するなんて、ファルネーゼはイタリア全土の中でもレベルの高い稀有な造り手だ」とコストパフォーマンスを重視するワインガイド「ルカマローニ」でも大絶賛。
ファルネーゼは、イタリアで最もコストパフォーマンスが高い生産者と言っても過言ではないでしょう。
本拠地アブルッツォで培ったノウハウを、南イタリアの優良生産地で拡大し現在は、カンパーニャのヴェゼーヴォ、シチリアのザブ、バジリカータのヴィニエティ デル ヴルトゥーレ、プーリアのヴィニエティ デル サレントに出資し、コストパフォーマンスの高いワインを生産しています。
今後のファルネーゼの活動にも注目です。
(ヴェゼーヴォは生産者協同組合を買い取り、ヴィニエティ デル ヴルトゥーレ、ザブは生産者協同組合と共同で醸造所を運営、最新設備を導入しています)また、近年ファルネーゼはアブルッツォに物流センターを買い取り、空調等の設備を導入し、南イタリアに広がる全ワイナリーのワインをこの物流センターに集め世界に出荷しています。
これもまた、イタリア国内の流通費用を軽減させようというファルネーゼのコストパフォーマンス向上に対する取り組みです。
●ファルネーゼの突撃インタビュー(2014年6月17日) 新たな南イタリアへの展開はこちら>>●ファルネーゼのワインメーカーズディナー(2012年3月6日) ワインメーカーズディナー ファルネーゼはこちら>>●ファルネーゼの突撃インタビュー(2005年9月12日)はこちら>>●ファルネーゼの突撃インタビュー(2016年10月20日) 栽培農家との斬新な契約、24時間カンティーナを管理できる醸造家チーム、不良を起こさないコルクの選定等。
イタリア最優秀ワイナリー「ファルネーゼ」突撃インビューはこちら>>